【宮城県】9/35の市町村が実施!市町村別の訪問理美容助成とは?【一覧あり】

こんにちは、私は2017年から訪問美容師を本業として活動しています。ご利用者さんや読者さんから、「訪問理美容に介護保険は使えるのか?」とか「助成金はあるの?」といった質問がたびたびあるため、記事にしました。今回は、宮城県内の訪問理美容助成制度について調べましたので、ご紹介したいと思います。

目次

訪問理美容とは何か?

訪問理美容とは、理美容師が自宅や施設などに出向いて、ヘアカットやシャンプー・ヘアカラーやパーマなどの理美容サービスを提供することです。高齢者や障害者など、外出が困難な方や、美容室に行くのが不安な方にとって、訪問理美容は大きなメリットがあります。

訪問理美容のメリットとデメリット

訪問理美容のメリット

  • 移動のリスクや時間が省ける
  • 自宅や施設の個室など指定した場所や希望時間に美容サービスを受けられる
  • 感染症などのリスクが低減される
  • 美容師と1対1でのコミュニケーションがしやすい
  • 自分の髪質や肌質に合わせた施術が受けられる
  • 美容の効果だけでなく、気持ちが前向きになるなどの心理的な効果も得られる

訪問理美容のデメリット

  • 料金が高い場合がある
  • 時間的制約がある場合がある
  • 事前に予約が必要な場合がある
  • 自宅や施設の環境によっては、施術が難しい場合がある
  • 美容師の資格や技術によっては、満足のいく施術が受けられない場合がある

宮城県内の訪問美容助成制度の概要

宮城県内には、訪問理美容の需要や効果を高く評価し、訪問理美容を受ける方を支援するために、訪問理美容助成制度を実施している市町村があります。この制度は、各市町村が独自に設定しており、助成の内容や対象者は市町村によって異なります。現在、宮城県の35市町村中、9市町村が訪問美容助成制度を行っているようです(2024.03.04調査時)。それぞれの市町村の助成制度の詳細は、後述します。

助成を受けるための条件と手続き

訪問理美容助成制度を利用するための条件

  • 助成を行っている各市町村に住所を有すること
  • 訪問理美容を受ける方が、各市町村が定める利用対象者に該当すること
  • 訪問理美容を提供する理容師または美容師が、各市町村が認定した訪問理美容サービスを行っていること
  • 各市町村が定めた利用回数以内での利用であること

訪問理美容助成制度を利用するための手続き

下記に、宮城県内の各市町村が行っている訪問理美容助成制度の現状を一覧にしました(2024.03.04調査時)。

情報源についても記載していますので、助成を受けたいと思われる方は、各市町村にお問い合わせの上お手続きください。

スクロールできます
市町村対象要件助成額等利用回数等情報源
仙台市仙台市の介護保険で要介護3~5の認定を受けている方(入院中の方は対象外)
※介護保険の2号被保険者の方も含みます
原則としてカットのみ
費用:1回あたり2,095円
(理容師等に直接手渡し)
年に4回までご利用可能
・申請の時期:4月~6月 4回
・申請の時期:7月~9月 3回
・申請の時期:10月~12月 2回
・申請の時期:1月~3月 1回
https://www.city.sendai.jp/hokatsushien/kurashi/kenkotofukushi/korenokata/zaitaku/homon/service.html
石巻市次の要件をすべて満たしたかたが対象となります。
・おおむね65歳以上の一人暮らし、又は高齢者のみの世帯等のかた
・介護保険の要介護認定で要介護3、要介護4又は要介護5のいずれかに認定されたかた
・利用者本人が市民税非課税のかた
1回当たり利用券1枚で、1,500円相当分を助成します利用券を、対象者1人につき年間4枚(上限)まで交付しますhttps://www.city.ishinomaki.lg.jp/cont/10354000/456/456.html
塩竈市※助成がないか、情報源が見つかりません
気仙沼市※助成がないか、情報源が見つかりません
白石市・65歳以上のひとり暮らしまたは高齢者世帯の方
・・要介護3以上の認定を受けた方
1回あたり:3,000円
*理容師の送迎費用は市が負担します
*利用回数は3カ月に1回ですhttps://www.city.shiroishi.miyagi.jp/soshiki/13/334.html
名取市おおむね65歳以上で、ねたきり又は心身の機能低下等により、理容室や美容室へ出向くことが困難な方理容師・美容師の出張料が無料となります
ただし、各店舗で定める理容・美容サービス料金は自己負担となります
 利用券(年間6回分)を交付しますhttps://www.city.natori.miyagi.jp/bunya/life/node_31355/node_31584/node_36819
角田市65歳以上の一人暮らしまたは要介護状態高齢者で、一般の理美容サービスを利用することが困難な場合利用料:実費負担
助成額:移動・出張経費分の利用券1,000円
2カ月に1回https://www.city.kakuda.lg.jp/soshiki/12/244.html
多賀城市※助成がないか、情報源が見つかりません
岩沼市おおむね65歳以上の在宅の方で、加齢、心身の障害及び傷病等により寝たきりの方や、心身の機能の低下に伴い自ら理容院又は美容院の利用が困難な方理美容に係る施術料:利用者負担
理容師又は美容師の往復の移動費(交通費):市が負担
1人につき年6回までhttps://www.city.iwanuma.miyagi.jp/kenko/kaigo/koreisha-fukushi.html
登米市※助成がないか、情報源が見つかりません
栗原市※助成がないか、情報源が見つかりません
東松島市※助成がないか、情報源が見つかりません
大崎市※助成がないか、情報源が見つかりません
富谷市※助成がないか、情報源が見つかりません
蔵王町※助成がないか、情報源が見つかりません
七ヶ宿町※助成がないか、情報源が見つかりません
大河原町※助成がないか、情報源が見つかりません
村田町※助成がないか、情報源が見つかりません
柴田町※助成がないか、情報源が見つかりません
川崎町※助成がないか、情報源が見つかりません
丸森町介護保険制度における要支援または要介護と認定された概ね65歳以上の在宅の高齢者で、一般の理美容サー
 ビスを利用できない方
町は訪問に関しての出張料金を負担し、カット等の料金は自己負担(カット料金は2,000円)
で、他のメニューを組み合わせた場合はメニューの料金の合計額を負担していただきます
利用の回数は2ヶ月に1回となっていますhttps://www.town.marumori.miyagi.jp/welfare/detail.php?content=262
亘理町町内に住所を有するおおむね65歳以上の方で加齢、心身の障がいおよび傷病などにより寝たきり状態または歩行困難な方利用料:店から自宅までの出張料は無料
※散髪料は自己負担となります
年4回分https://www.town.watari.miyagi.jp/welfare/detail.php?content=791
山元町概ね65歳以上の在宅で生活している方で、心身の障がいおよび疾病などの理由により、理美容店に出掛けることが困難な方(障がい高齢者の日常生活自立度がB以上)理美容師の出張料として1,500円の助成券を支給します
※利用料金は、自己負担です
年間4枚https://www.town.yamamoto.miyagi.jp/soshiki/10/7354.html
松島町※助成がないか、情報源が見つかりません
七ヶ浜町※助成がないか、情報源が見つかりません
利府町※助成がないか、情報源が見つかりません
大和町※助成がないか、情報源が見つかりません
大郷町※助成がないか、情報源が見つかりません
大衡村※助成がないか、情報源が見つかりません
色麻町※助成がないか、情報源が見つかりません
加美町※助成がないか、情報源が見つかりません
涌谷町※助成がないか、情報源が見つかりません
美里町※助成がないか、情報源が見つかりません
女川町※助成がないか、情報源が見つかりません
南三陸町※助成がないか、情報源が見つかりません
宮城県内各市町村別 訪問理美容助成制度

まとめ

今回は、宮城県内の訪問理美容助成制度についてご紹介しました。訪問理美容は、外出が困難な方や美容室に行くのが不安な方にとって、大きなメリットがあります。宮城県では、訪問美容を受ける方を支援するために、全35市町村中、9市町村が助成制度を実施しています。助成制度を利用するには、各市町村に申請する必要があります。訪問理美容に興味のある方は、ぜひ市町村のホームページや窓口で、詳細を確認してみてください。

以上、訪問理美容に関するブログを運営しているmukumonでした。次回も、訪問理美容に関する情報をお届けします。では、また。😊

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