【三重県】10/29の市町村が実施!市町村別の訪問理美容助成とは?【一覧あり】

こんにちは、私は2017年から訪問美容師を本業として活動しています。ご利用者さんや読者さんから、「訪問理美容に介護保険は使えるのか?」とか「助成金はあるの?」といった質問がたびたびあるため、記事にしました。今回は、三重県内の訪問理美容助成制度について調べましたので、ご紹介したいと思います。

目次

訪問理美容とは何か?

訪問理美容とは、理美容師が自宅や施設などに出向いて、ヘアカットやシャンプー・ヘアカラーやパーマなどの理美容サービスを提供することです。高齢者や障害者など、外出が困難な方や、美容室に行くのが不安な方にとって、訪問理美容は大きなメリットがあります。

訪問理美容のメリットとデメリット

訪問理美容のメリット

  • 移動のリスクや時間が省ける
  • 自宅や施設の個室など指定した場所や希望時間に美容サービスを受けられる
  • 感染症などのリスクが低減される
  • 美容師と1対1でのコミュニケーションがしやすい
  • 自分の髪質や肌質に合わせた施術が受けられる
  • 美容の効果だけでなく、気持ちが前向きになるなどの心理的な効果も得られる

訪問理美容のデメリット

  • 料金が高い場合がある
  • 時間的制約がある場合がある
  • 事前に予約が必要な場合がある
  • 自宅や施設の環境によっては、施術が難しい場合がある
  • 美容師の資格や技術によっては、満足のいく施術が受けられない場合がある

三重県内の訪問美容助成制度の概要

三重県内には、訪問理美容の需要や効果を高く評価し、訪問理美容を受ける方を支援するために、訪問理美容助成制度を実施している市町村があります。この制度は、各市町村が独自に設定しており、助成の内容や対象者は市町村によって異なります。現在、三重県の29市町村中、10市町村が訪問美容助成制度を行っているようです(2024.03.12調査時)。それぞれの市町村の助成制度の詳細は、後述します。

助成を受けるための条件と手続き

訪問理美容助成制度を利用するための条件

  • 助成を行っている各市町村に住所を有すること
  • 訪問理美容を受ける方が、各市町村が定める利用対象者に該当すること
  • 訪問理美容を提供する理容師または美容師が、各市町村が認定した訪問理美容サービスを行っていること
  • 各市町村が定めた利用回数以内での利用であること

訪問理美容助成制度を利用するための手続き

下記に、三重県内の各市町村が行っている訪問理美容助成制度の現状を一覧にしました(2024.03.12調査時)。

情報源についても記載していますので、助成を受けたいと思われる方は、各市町村にお問い合わせの上お手続きください。

スクロールできます
市町村対象要件助成額等利用回数等情報源
津市65歳以上で要介護4または5と認定された人調髪等の実費は利用者負担とし、出張料を市が負担します3か月に1回まで https://www.info.city.tsu.mie.jp/www/contents/1001000008151/index.html
四日市市※助成がないか、情報源が見つかりません
伊勢市下記の1.または2.の理由で自ら理容店及び美容院に外出することが困難な方
1. 65歳以上の以上の一人暮らし又は高齢者のみの世帯で、寝たきり状態の方
2. 寝たきり状態で次のいずれかに該当する方
・下肢または体幹障がい1~2級
・内部障がい1級
出張費の一部を助成
サービスの技術料、その他経費につきましては利用者の負担となります
年12回まで(申請時期により回数は異なります。)https://www.city.ise.mie.jp/kenkou_fukushi/koureisya/shien/1002609.html
松阪市老衰、心身の障がいおよび疾病等の理由がある在宅の高齢者で、次のすべての要件を満たしている方を対象とします。
・おおむね65歳以上の方
・介護保険法による要介護認定において、「要介護4」または「要介護5」の認定を受けた方
利用券を交付し、理容師等の訪問出張費用を負担します
※技術料・材料費等は、本人負担となります
年度内最大4枚
申請月によって利用券の交付枚数が異なります
申請月:4月~6月→4枚
申請月:7月~9月→3枚
申請月:10月~12月→2枚
申請月:1月~3月→1枚
https://www.city.matsusaka.mie.jp/site/koureisya-wel/ribiyo.html
桑名市市内に住所を有し、外出が困難な在宅の高齢者で、要介護認定審査で「要介護4」および「要介護5」と認定された方(付き添いが必要)利用者負担:1回につき2,500円
(単価の5割を利用者負担としてお支払いいただきます。)
記載なしhttps://www.city.kuwana.lg.jp/kaigo/kenkou/koureisha/24-68350-229-687.html
鈴鹿市鈴鹿市内に住所があり、鈴鹿市内の居宅で生活している方で、要介護3~5と認定されている方。
または、40歳以上の身体障害者1・2級(下肢・体幹機能障害)の方
訪問出張経費1回2,000円を上限に助成
※調髪・カット料金は、各自でお支払いいただきます。
申請月により年4回まで援助します。https://www.city.suzuka.lg.jp/fukushi/korei/1003215/1003217.html
名張市次の1~3の要件を全て満たす方が対象です。
・名張市に住所を有し、在宅で生活している
・老衰、心身の障害等の理由により理髪店または美容院に出向くことが困難
・介護保険法の規定に基づく要介護認定で要介護4または要介護5に該当
訪問理美容サービスに係る出張費(1回あたり1,000円)を市で負担します。
理美容サービスに係る実費のみご負担ください。
利用回数は1年度で6回が限度ですhttps://www.city.nabari.lg.jp/s029/090/040/0012/010/250/201502052090.html
尾鷲市※助成がないか、情報源が見つかりません
亀山市※助成がないか、情報源が見つかりません
鳥羽市※助成がないか、情報源が見つかりません
熊野市※助成がないか、情報源が見つかりません
いなべ市市内に住所を有する概ね65歳以上の在宅の方で、老衰、障がい、傷病等の理由により、理容院に出向くことが困難な方利用料金:無料
※理容料金は実費負担となります
年間6回までhttps://www.city.inabe.mie.jp/kenko/kaigo/service/1001561.html
志摩市※助成がないか、情報源が見つかりません
伊賀市次の1.~3.の要件をすべて満たすこと
1. 市内に住所を有し、在宅で生活している人
2. 介護保険法の規定に基づく要介護認定で要介護3~5に該当する人
3. 理容院または美容院に出向くことが困難な人
訪問理美容サービスに係る出張料金(1回当たり1,000円)を助成します。
出張料金が助成額を超える場合は、その差額をご負担ください。
理美容サービスに係る料金は、自己負担です。
利用回数は月1回までですhttps://www.city.iga.lg.jp/0000000087.html
木曽岬町※助成がないか、情報源が見つかりません
東員町在宅において寝たきりの状態にある方自己負担額450円年6回分(2か月に1回)の利用券https://www.town.toin.lg.jp/contents_detail.php?co=kak&frmId=3782
菰野町※助成がないか、情報源が見つかりません
朝日町※助成がないか、情報源が見つかりません
川越町概ね65歳以上で、要介護認定調査においてねたきり度がB2以上と認定された方3,600円を限度に助成7、11、3月の各月毎https://www.town.kawagoe.mie.jp/index.php/kenkou/fukushi/fukushi-kourei/#krfukushi05
多気町※助成がないか、情報源が見つかりません
明和町※助成がないか、情報源が見つかりません
大台町※助成がないか、情報源が見つかりません
玉城町※助成がないか、情報源が見つかりません
度会町※助成がないか、情報源が見つかりません
大紀町※助成がないか、情報源が見つかりません
南伊勢町※助成がないか、情報源が見つかりません
紀北町※助成がないか、情報源が見つかりません
御浜町※助成がないか、情報源が見つかりません
紀宝町※助成がないか、情報源が見つかりません
三重県内各市町村別 訪問理美容助成制度

まとめ

今回は、三重県内の訪問理美容助成制度についてご紹介しました。訪問理美容は、外出が困難な方や美容室に行くのが不安な方にとって、大きなメリットがあります。三重県では、訪問美容を受ける方を支援するために、全29市町村中、10市町村が助成制度を実施しています。助成制度を利用するには、各市町村に申請する必要があります。訪問理美容に興味のある方は、ぜひ市町村のホームページや窓口で、詳細を確認してみてください。

以上、訪問理美容に関するブログを運営しているmukumonでした。次回も、訪問理美容に関する情報をお届けします。では、また。😊

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