【和歌山県】7/30の市町村が実施!市町村別の訪問理美容助成とは?【一覧あり】

こんにちは、私は2017年から訪問美容師を本業として活動しています。ご利用者さんや読者さんから、「訪問理美容に介護保険は使えるのか?」とか「助成金はあるの?」といった質問がたびたびあるため、記事にしました。今回は、和歌山県内の訪問理美容助成制度について調べましたので、ご紹介したいと思います。

目次

訪問理美容とは何か?

訪問理美容とは、理美容師が自宅や施設などに出向いて、ヘアカットやシャンプー・ヘアカラーやパーマなどの理美容サービスを提供することです。高齢者や障害者など、外出が困難な方や、美容室に行くのが不安な方にとって、訪問理美容は大きなメリットがあります。

訪問理美容のメリットとデメリット

訪問理美容のメリット

  • 移動のリスクや時間が省ける
  • 自宅や施設の個室など指定した場所や希望時間に美容サービスを受けられる
  • 感染症などのリスクが低減される
  • 美容師と1対1でのコミュニケーションがしやすい
  • 自分の髪質や肌質に合わせた施術が受けられる
  • 美容の効果だけでなく、気持ちが前向きになるなどの心理的な効果も得られる

訪問理美容のデメリット

  • 料金が高い場合がある
  • 時間的制約がある場合がある
  • 事前に予約が必要な場合がある
  • 自宅や施設の環境によっては、施術が難しい場合がある
  • 美容師の資格や技術によっては、満足のいく施術が受けられない場合がある

和歌山県内の訪問美容助成制度の概要

和歌山県内には、訪問理美容の需要や効果を高く評価し、訪問理美容を受ける方を支援するために、訪問理美容助成制度を実施している市町村があります。この制度は、各市町村が独自に設定しており、助成の内容や対象者は市町村によって異なります。現在、和歌山県の30市町村中、7市町村が訪問美容助成制度を行っているようです(2024.03.21調査時)。それぞれの市町村の助成制度の詳細は、後述します。

助成を受けるための条件と手続き

訪問理美容助成制度を利用するための条件

  • 助成を行っている各市町村に住所を有すること
  • 訪問理美容を受ける方が、各市町村が定める利用対象者に該当すること
  • 訪問理美容を提供する理容師または美容師が、各市町村が認定した訪問理美容サービスを行っていること
  • 各市町村が定めた利用回数以内での利用であること

訪問理美容助成制度を利用するための手続き

下記に、和歌山県内の各市町村が行っている訪問理美容助成制度の現状を一覧にしました(2024.03.21調査時)。

情報源についても記載していますので、助成を受けたいと思われる方は、各市町村にお問い合わせの上お手続きください。

スクロールできます
市町村情報源対象要件助成額等利用回数等
和歌山市https://www.city.wakayama.wakayama.jp/kurashi/kourei_kaigo/1001096/1006034.html次の要件をすべて満たす方
1. 市内に居住する65歳以上の寝たきり状態又は外出が困難な在宅の方
2. 要介護認定において要介護3・4・5の方
3. 直近年度の市町村民税が非課税の世帯又は生活保護世帯
本人負担額1回1,000円利用者1人につき年2枚の利用券(有効期限は年度末)
海南市https://www.city.kainan.lg.jp/kakubusho/kurashibu/koreinenkinka/koreikaigokatorikumi/fukushiservice.html1. おおむね65歳以上で、寝たきりなどにより、外出して理髪を受けることが困難な方
2. 身体障害者手帳または療育手帳の保持者で、特別障害者手当または障害児福祉手当の受給者で外出が困難な方
1回1,300円の自己負担が必要です利用回数は一人あたり年度内6回まで
橋本市https://www.city.hashimoto.lg.jp/guide/kenko_fukushibu/ikiiki_kenko/koureihukusi/seikatusien/1469751063692.html橋本市内に住所を有する方で次のいずれかに該当する方
・要介護認定において要介護4または要介護5で、老衰、心身の障がい、疾病等の理由により外出が困難な方
・身体障がい者等級表による級別が1級又は2級で老衰、心身の障がい、疾病等の理由により外出が困難な方
利用者の負担金は以下のとおりです。
●サービス費用が4,000円以上の場合は、費用から2,000円を差し引いた残額を利用者に負担していただきます。
●サービス費用が4,000円未満の場合は、費用の1/2の額を利用者に負担していただきます。
利用者一人につき「橋本市在宅高齢者等訪問理髪サービス利用券」を受け取った日から、次の3月31日までの間に3回を上限に利用できます
有田市https://www.city.arida.lg.jp/kurashi/koreikaigo/koreishashien/1000810.html市内に在住し、次のいずれかに該当する方で、理容店に出向くことが困難な方。
1. 65歳以上で要介護3以上の方。又は同じ程度の状態で寝たきりの方。
2. 身体障害者手帳の級が1級又は2級の方。
3. 療育手帳の級がA1又はA2の方。
4. 身体的に1~3に準ずる方。
助成額:サービス利用券1枚あたり2,000円年間6枚以内
4~5月に申請(6枚)
6~7月に申請(5枚)
8~9月に申請(4枚)
10~11月に申請(3枚)
12~1月に申請、(2枚)
2~3月に申請(1枚)
御坊市※助成がないか、情報源が見つかりません
田辺市※助成がないか、情報源が見つかりません
新宮市https://www.city.shingu.lg.jp/info/1705次のいずれかの要件に該当する人
・要介護3~5で外出が困難な人
・身体障害者手帳または療育手帳を保持し、特別障害者手当または障害者福祉手当を受給している外出が困難な人
利用料:1回2,000円年6回まで
紀の川市https://www.city.kinokawa.lg.jp/sho-fuku/2022-0324-1805-38-3.html市内に住所を有し、在宅の障害者などで自ら理容店に行くことが困難な人で、下記のいずれかに該当する人
・身体障害者手帳 1級または2級
・療育手帳 A1またはA2(Aも可)
・精神障害者保健福祉手帳 1級または2級
1枚当たり一律2,000円の利用券
理髪料との差額:自己負担
1人につき年間4枚まで
・申請月が4月から6月まで…4枚
・申請月が7月から9月まで…3枚
・申請月が10月から12月まで…2枚
・申請月が1月から3月まで…1枚
岩出市※助成がないか、情報源が見つかりません
紀美野町※助成がないか、情報源が見つかりません
かつらぎ町※助成がないか、情報源が見つかりません
九度山町※助成がないか、情報源が見つかりません
高野町※助成がないか、情報源が見つかりません
湯浅町※助成がないか、情報源が見つかりません
広川町※助成がないか、情報源が見つかりません
有田川町※助成がないか、情報源が見つかりません
美浜町※助成がないか、情報源が見つかりません
日高町※助成がないか、情報源が見つかりません
由良町※助成がないか、情報源が見つかりません
印南町※助成がないか、情報源が見つかりません
みなべ町※助成がないか、情報源が見つかりません
日高川町※助成がないか、情報源が見つかりません
白浜町※助成がないか、情報源が見つかりません
上富田町※助成がないか、情報源が見つかりません
すさみ町※助成がないか、情報源が見つかりません
那智勝浦町※助成がないか、情報源が見つかりません
太地町※助成がないか、情報源が見つかりません
古座川町※助成がないか、情報源が見つかりません
北山村※助成がないか、情報源が見つかりません
串本町https://www.town.kushimoto.wakayama.jp/fukushi/kaigohoken/kourei-service.html居宅において常時臥床し、要介護4または要介護5と認定された方で、介添がなければ食事や排便等の日常生活に支障があると医師が認めた方自己負担:1回あたり2,000円利用回数は、
・申請書の提出が4~6月の場合は翌年の3月までの間に4回、
・7~9月の場合は3回、
・10~12月の場合は2回、
・1~3月の場合は1回
和歌山県内各市町村別 訪問理美容助成制度

まとめ

今回は、和歌山県内の訪問理美容助成制度についてご紹介しました。訪問理美容は、外出が困難な方や美容室に行くのが不安な方にとって、大きなメリットがあります。和歌山県では、訪問美容を受ける方を支援するために、全30市町村中、7市町村が助成制度を実施しています。助成制度を利用するには、各市町村に申請する必要があります。訪問理美容に興味のある方は、ぜひ市町村のホームページや窓口で、詳細を確認してみてください。

以上、訪問理美容に関するブログを運営しているmukumonでした。次回も、訪問理美容に関する情報をお届けします。では、また。😊

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